滝川クリステルさんの妊娠と出産について

高齢出産

令和元年8月、政治家の小泉進次郎衆院議員(38)とフリーアナウンサーの滝川クリステルさんが結婚することを発表されました。知名度の高い二人ということもあり、日本中が驚きと祝福に包まれました。同時に滝川クリステルさんの妊娠が発表されさらに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

女性の出産についてですが、一般的に35歳以上の出産は高齢出産と言われ、出産のリスクが高いといわれています。ではリスクが高いというのは、具体的にはどのようなことなのでしょうか。簡単にご紹介できればと思います。

高齢出産のリスク

一般的に高齢出産は「不妊」「流産」「先天性異常」の3つに分類されることが多く、それぞれが35歳を超えてくると確率が高まってくるものとなります。

不妊については、自然妊娠しやすい時期は36歳程度までと言われています。ただし、今回の滝川クリステルさんはすでに妊娠しているためここでは流産と先天性異常についてお伝えできればと思います。流産のリスクはどの年代にも存在しますが、20~24歳では9%程度、25~29歳では9.7%程度、30~34歳では12.4%と緩やかな上昇となっていますが、35~39歳では20.6%程度と大幅に上昇し、40~44歳では43.6%程度とさらに大幅に上昇します。妊娠に至った場合にも流産になる可能性が35歳を目安として大幅に上昇していくため、35歳以上は高齢出産とされております。

先天性異常に関していうと、出生児の3~5%程度は何らかの先天性疾患をもって生まれてきます。中でも年齢で確率が上がるといわれているのが染色体異常です。染色体異常は先天性異常全体の約25%程度と言われており、その発症確率は年齢によって大きく変わります。

全ての染色体異常のリスクは20歳で約1.9%、30歳で約2.6%、35歳で約5.2%、40歳では約15.2%と大きく変わってきます。これらの染色体異常を流産のリスクなく、従来の血液検査に比べ大幅に高い精度で検査ができるのがNIPT検査となっています。

まとめ

高齢出産では「不妊」「流産」「先天性異常」の3つのリスクが上昇する。先天性異常に関しては出産前に検査を受けて知ることができます。NIPTであれば流産のリスクなく高精度の検査が可能です。滝川クリステルさんお幸せに。

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