羊水検査のリスクってなにがあるの?


様々な検査のある出生前診断。
妊婦さんの選択肢が多いのはいいことですよね☺
スクリーニング検査をして確定検査(羊水検査や柔毛検査)をすると出費が気になります。
あの検査・この検査・産婦人科の定期健診と出産を控えた妊婦さんは何かとお金がかかると感じている方も多いと思います。

知識のない私は出生前診断は確定検査の羊水検査をはじめから受けてしまえばいいのでは?!
と思い羊水検査にはどんなリスクがあるのか調べてみました。

参考:胎児診断について―羊水検査―

流産

参考:日産婦誌62巻3号研修コーナー

まず、羊水検査のリスクといえば流産を思い浮かべる妊婦さんも多いのではないかと思います。
羊水検査後に流産する可能性が約0.1~0.3%(1000人中1~3人)程度あるそうです。
多いといえば多いな~と思うような数字ですよね。
ただ、この時期にも自然流産する場合もあり、羊水検査を受けなくても流産することもあるとのことです。
流産の原因は分からないことが多く羊水検査で流産になる確率は自然流産と比べ、それほど高い値ではないといわれています。

そのため羊水検査は非常に危険な検査ではありませんが、100%安全な検査でもないと説明をする医療関係者もいます。
少しでもリスクは少なくしたい妊婦さんからしたらせっかく妊娠できた胎児が流産する可能性があるのはちょっと嫌ですよね。
流産リスクだけでも避けたい検査ではありますよね。

感染症

参考:羊水検査の合併症管理

羊水検査は流産のリスクのイメージが先行しますが実は流産以外にもリスクがあります。
それが感染症です。
子宮内感染が起こると、結果的に赤ちゃんの脳性麻痺などにつながり、発育に影響することがあるそうです。
羊水検査の結果が陰性であっても羊水検査をしたせいで脳性麻痺に胎児がなるなんて本末転倒ですよね。
聞きなれない子宮内感染とは、多くの場合、前 期破水や細菌性腟症から上行性に頸管炎、絨毛膜羊膜炎、羊水感染、胎児感染へと、感染が 波及していくと考えられています。
感染が波及するなんて不安でしょうがないですよね~。
破水や感染に対しては、抗生剤や子宮収縮を抑制するお薬を使って様子を見ます。
病院によっては予防の意味も含めて抗生剤を羊水検査を受けた日から処方してくれる病院もあるみたいです。
もしもの時に備えて入院必須の羊水検査の病院を選ぶのも安心ですね♪

羊水検査のリスクはまだまだ他にも、、、

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