赤ちゃんは自然に授かるものと言われていますが、世の中にはあまり考えなくても子宝に恵まれる夫婦と真剣に考えているのに、なかなか子供ができないと悩んでいらっしゃる夫婦の方がいらっしゃいます。
この記事では妊娠したいを応援するために、妊娠の確率を少しでも高める方法をご紹介したいと思います。
排卵日ってなに?
排卵日は前回の生理から約2週間後です。実際には、生理の周期には個人差がありますので多少前後します。この排卵日の前後が一番妊娠しやすい時です。
妊娠確率が最も高い日ってあるの?
卵子の寿命は排卵後24時間 で精子の寿命は射精後5日間程度です。卵子の寿命の方が短く、排卵後6時間後くらいから老化していきますので、この排卵~6時間以内に受精するのがもっとも高い確率になります。
精子は射精されてから卵子の元までたどり着くのに時間がかかります。そのため排卵日当日の性交では受精しにくいと考えられています。
もっとも確率が上がるのは、排卵日2日前~前日です。
男女年齢別妊娠確率
女性の年齢
・25歳…25~30%
・30歳…25~30%
・35歳…18%
・40歳…5%
・45歳…1%
男性の年齢
男性の場合は卵子と違って、日々新しく精子が作られます。そのため年齢での変化はあまりないと言われています。
排卵日を知る方法
・基礎体温
朝、目が覚めてすぐ測る体温が基礎体温です。低温期から高温期に変わる境目で体温が大きく下がる日があります。この日を含めて前後1〜2日の間に排卵が起こります。
低温期と高温期の周期を把握するだけでおおよその排卵日を予測することが可能です。基礎体温は体調によっても左右されますし、個人差もあるので、自分の生理周期を知るためには、2〜3ヶ月分は基礎体温を記録することをおすすめします。
・排卵検査薬
排卵検査薬とは、尿中のLH濃度の上昇を調べます。LH(黄体化ホルモン)濃度が上昇し始めると約36時間以内に排卵が起こるという身体の仕組みを利用して、排卵のタイミングがわかります。
排卵が起こりそうな数日前から排卵検査薬を使い始め、毎日同じ時間に使用します。徐々に濃くなる陽性反応を見て、あと何日ぐらいで排卵が起きそうか予想できます。
・福さん式
自分で内診する方法になります。子宮口の位置や状態を確認することで、排卵日を予測することができます。排卵日が近づくと、子宮口が下に降りてきて、いつもよりも簡単に指が届きやすかったり、子宮口が柔らくなります。
妊娠確率を上げるための「日々の生活」
きちんと排卵、受精、着床が起こるようにするためには、日々の生活も大事になります。
1 食生活や規則正しい生活で健康的な生活をしましょう。
2 なるべく身体を冷やさないように気を付けましょう。
3 飲酒・喫煙は妊娠率を下げますので控えましょう。
4 ストレスをなるべく避けましょう
すべてを守るは難しいかもしれませんが、妊娠確率を少しでも上げるためにできるところから頑張りましょう。この記事を読んでいただいてなかなか子宝に恵まれなく悩んでいる方のお力添えになれれば幸いです。
まとめ
近年高齢での出産が増えてきています。お仕事に忙しくなかなか出会う機会がなかったり、いざご結婚されて、赤ちゃんを産もうとお考えになったときには、年齢が30歳以上になり、染色体異常など、生まれてくる子供のダウン症だったりする確率がご自身の年齢だと急激に増えていたりして、生みたいけど、赤ちゃんは無事生まれてくるのかしらと悩まれている方も増えているとお聞きします。
そんな時は妊娠早期で赤ちゃんの異常を検査できる。新型出生前診断がおすすめです。母体にやさしく採血のみの検査のため流産のリスクがありませんので、せっかく授かった赤ちゃんにも負担なくご自身の心配も安心に変えることができます。
